愛犬の病気についての症状とその治療法などについてのページです。

愛犬の病気〜インフォドッグ〜  > その他

脱毛症 (だつもうしょう)

症状脱毛症には様々な原因がありますが、ホルモンが関わる脱毛の原因は、甲状腺機能低下症・副腎皮質機能亢進症などがあり、脱毛症の休止期脱毛症は、出産・授乳期・妊娠・高熱・重い病気・ショックなどの状態で起こり、休止期となります。毛根の活動が再開すると、1〜3カ月後に大量の毛が抜け落ち、波状に脱毛、広範囲の脱毛、などがみられます。
治療法脱毛症で、皮膚が黒ずむ・乳房が大きくなる・外陰部が肥大するなどの症状はホルモンバランスの異常が原因の為、避妊手術によって完治する事ができます。脱毛症の感染症が原因ならば細菌や寄生虫などの感染源が除去され、2〜3週間後と早い時期に毛が再び生えてきます。脱毛症のホルモン性が原因の場合、治療を開始してから早くても1ヵ月ぐらいから毛が生え始めます。

血便(けつべん)

症状血便は、下痢が始まって3日目ぐらい経つと、下痢便に血が混じることがあります。これは下痢が続いたことで腸内が荒れて出血しただけで多種多様なので、慌てずよく観察してみましょう。血便の外に鮮血が付着 している場合は、大腸後半の下行結腸・直腸から肛門までの間のどこかで出血している可能性が高いのです。血便の内外に血が混じってる場合は、食べ物が消化されて小腸や大腸前で出血している可能性が高く、血便の血の色が黒っぽい場合は、胃・小腸で消化液の作用を受けている為、口から胃、小腸のどこかから出血している可能性が高いのです。
治療法血便の治療は、排便処理時に、便の色・大きさ・固さ・におい・などを観察する事です。血便では、一般的に身体検査・血液検査・レントゲン検査・超音波検査・直腸検査・内視鏡検査・バリウム造影検査などを行う場合もあります。 血便の場所によって、治療方法や投薬方法も違うので、症状に合った治療を受けましょう。

下痢(げり)

症状下痢には、柔らかい軟便、水っぽい下痢、水分だけのひどい下痢など種類も様々です。下痢の原因はいくつかありますが、寄生虫がいる・イカ、タコ、エビを食べるとひどい下痢をすることが多い・強いストレスを感じた場合などがあります。下痢をしても、元気で吐き気もなければ、一過性の下痢の可能性があり半日か一日絶食して、腸を休ませると治る事がほとんどです。
治療法慢性的な下痢の場合は、悪性腫瘍などの病気の可能性があります。ガンになると、腸は消化・吸収の働きができず、食べ物や飲み物はそのまま下痢となってしまいます。下痢の治療としては、食事の成分や薬剤など可能性のある原因を取り除く治療をします。下痢をしている犬に、飲み水を与えても問題はありませんが、下痢後の2〜3時間は食事を控えた方がいいでしょう。下痢が長く続くと、脱水症状がひどくなるので、水分とミネラルを補給し一命にかかわる事態になりかねないよう勤めましょう。

肥満(ひまん)

症状肥満とは、体脂肪が通常適性体重の15%を超えることです。肥満の症状は、骨格がきしみだしたり股関節脱臼が起きたり、塩分・糖分・脂肪過多などの、過度の栄養が心臓や肝臓、膵臓や腎臓などをむしばみ分泌異常で、皮膚病や目の病気にもなりやすいのです。肥満は、血液が心臓に集まって心臓の負担がさらに増えることにもなります。
治療法肥満の改善方は、体重をおとすことですが、急に食べ物を少なくするのは健康上よくないので計画を立てて取り組みましょう。また、運動量を急激に増やすと心臓や関節に負担がかかるので、徐々に運動も心がけましょう。肥満は、寿命を縮め、関節や運動器の疾患、呼吸器系の疾患、呼吸困難、高血圧、腫瘍性疾患、肝機能障害、難産、糖尿病など色々な病気の原因ともなります。

Powered by
Movable Type 3.35