破傷風(はしょう‐ふう)
症状 | 破傷風は、破傷風の菌が体内に侵入し感染します。破傷風の菌が存在するのは、去勢や断尾などの手術の部分から感染しやすいので注意しなければなりません。破傷風に感染すると、まぶたがひきつり、鼻の穴が広がり口が開かなくなり、飲食が困難になります。また、運動神経・中枢神経がダメージを受け、全身が強直性のけいれんを起こし、脱水症状や呼吸困難に陥り、死に至る事があります。 |
治療法 | 破傷風の治療は、長く生きて生息する菌が、中枢の運動神経細胞を攻撃し、けいれんや強直、知覚障害などを引き起こすので、破傷風の菌をオキシドールで消毒し、傷口全身にペニシリンを投与します。破傷風毒素を中和する為に抗毒素血清を行い、鎮静剤や酸素吸入などもおこないます。 |