愛犬の病気についての症状とその治療法などについてのページです。

愛犬の病気〜インフォドッグ〜  > 呼吸器・アレルギー性

肺炎(はいえん)

症状肺炎は、冬場の乾燥時期や梅雨のジメジメした時期などに多く、肺炎は、細菌やウィルスの感染症が原因で肺と気管が炎症をおこし、咳き込みや呼吸困難、熱といった症状がみられます。
治療法肺炎は感染症の為、薬などで内科治療を施します。肺炎は、酸素吸入し安静を保ちます。

気管虚脱(きかんきょだつ)

症状気管虚脱は、先天的、老齢などが原因で、気管がつぶれて正常に空気の流入が出来なくなります。その為、急にゼ−ゼ−と呼吸困難になったり、激しく咳き込み、ヨダレをたらしたりします。気管虚脱は、時には舌がチアノ−ゼで紫色になったりします。
治療法気管虚脱の軽い症状の場合は、内科治療で気管を正常に戻します。気管虚脱の症状が重い場合は、酸素吸入が必要になります。肥満や夏場の暑い時期などに気管虚脱の症状がでる場合が多く、一度治っても気管虚脱は再発する事がよくあります。

鼻炎(びえん)

症状鼻炎は、ウィルスやアレルギ−から起こる事が多く、軽い鼻炎の場合はくしゃみもあまりなく水のような鼻水が出る程度ですが、重い鼻炎の場合は、うみのような鼻水が出たり鼻がただれたりします。時には鼻出血があったりします。
治療法鼻炎は、アデノウィルスやヘルペスなどのウィルスが原因の場合は、抗生物質や消炎剤などを投与し、異物が原因の場合は、適切に除去し清潔を保ちます。

副鼻腔炎(ふくびこうえん)

症状副鼻腔炎は、鼻炎を放っておいたり、歯肉が化膿したり炎症しておこります。軽い副鼻腔炎の時はくしゃみや鼻水程度で症状があまりありませんが、慢性の副鼻腔炎になるとネバネバした鼻水が出たり呼吸困難などの症状がでます。副鼻腔炎は、鼻の中が化膿して蓄膿症にも似た症状になります。副鼻腔炎は腫れたりする事もあります。
治療法副鼻腔炎は、あらゆる可能性がある為、副鼻腔炎の原因となっている治療からはじめます。チュ−ブや吸入器などで濃や炎症部分を吸引・洗浄します。

横隔膜ヘルニア(おうかくまくへるにあ)

症状横隔膜ヘルニアは、事故が原因で起こる事が多く、横隔膜ヘルニアは、横隔膜が破れて臓器がはみでる病気です。横隔膜ヘルニアが重い場合は事故直後から呼吸困難に陥ったり、吐き気や食欲不振などがみられます。
治療法横隔膜ヘルニアは、事故後に外科手術をする場合がありますが、呼吸困難や嘔吐がある場合に行います。

肺水腫(はいすいしゅ)

症状肺水腫は、咳き込んだりして軽い呼吸困難になったり、ひどい場合ゼ−ゼ−いって一日中咳き込むなど、また肺水腫の急性の場合、死にいたる場合もあります。
治療法肺水腫は、肺の気管支や細胞などに水が溜まったり浮腫んだりするので、除去する治療を行います。

鼻出血(はなぢ)

症状鼻出血の場合、急激に多かったり、少なかったり、長引いたりすぐに止まったりなどと鼻出血の症状は様々です。
治療法鼻出血の軽い症状の場合は、安静にしていれば止まる場合がほとんどですが、出血が止まらない場合等は、鼻出血の処置方法が違う為、適切な治療を行います。

気管支狭窄(きかんしきょうさく)

症状気管支狭窄は、異物を飲み込んだり、他の疾患が原因で、咳が出たりゼーゼーという呼吸音や、いびき等が起きる場合があります。気管支狭窄がひどい時には酸素不足の為、チアノ−ゼになる事があります。
治療法気管支狭窄は、異物を飲み込んだ場合、麻酔を打って犬の体を動かす事で、異物が取れる場合がありますが、気管支狭窄の緊急の場合などは手術する事もあります。

肺気腫(はいきしゅ)

症状肺気腫には急性と慢性があります。肺気腫の急性の場合、急激な呼吸困難をおこして、口や鼻から泡を噴いたりして死に至る場合があります。肺気腫の慢性の場合、軽い運動をしてもとても疲れやすくなり呼吸困難をおこして死に至る場合があります。
治療法肺気腫は、気管支炎や外傷などの原因が判っている場合は、肺気腫その原因となっている病気を治療すれば自然に治る場合もあります。肺気腫の病状が悪化している場合や損傷が激しい場合は、肺気腫の病状の進行を抑える為、保存療法を行います。

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