愛犬の病気についての症状とその治療法などについてのページです。

愛犬の病気〜インフォドッグ〜  > 泌尿器・生殖器・腎臓病

精巣の腫瘍(せいそうのしゅよう)

症状精巣の腫瘍は、犬では人間よりも発生率が高くいのです。腫瘍細胞の増殖により、精巣が腫れあがることもあります。精巣の腫瘍の症状は精巣部分が片側より明らかに大きく、特に痛みはありません。精巣の腫瘍は、5〜20%の割合で悪性になってしまいます。
治療法精巣の腫瘍は、全身の脱毛がひどい場合、落ち着くまでに週1回の間隔で、男性ホルモン薬を投与するなどがあります。精巣の腫瘍は、処置せずに放っておくと、大きくなるのでなるべく早急に摘出手術をしましょう。精巣の腫瘍の予防としては、去勢手術をしておくことです。

乳腺炎(にゅうせんえん)

症状乳腺炎は、母乳を分泌する乳腺に、しこりができる病気で、産後の授乳期に、子犬が死んでしまったり、子の数が少なかったり、乳汁の分泌が多過ぎる時に起こります。乳腺炎は、細菌感染で起こることもあります。乳腺炎の症状は、乳腺が熱をもつ・発熱・しこりに痛みがおこる・乳腺から黄色い乳汁が出るなどです。
治療法乳腺炎の治療は、消炎剤を使うだけで、症状はかなり軽くなりますが、授乳中であれば子犬の授乳をやめなければなりません。乳腺が熱をもってる時は、冷湿布を15分ほどあてると効果的です。乳腺炎が、細菌感染の原因ならば、抗生物質での治療が必要です。頻繁に乳腺炎になる場合は、予防として避妊手術が再発を抑えます。

尿道結石(にょうどうけっせき)

症状尿道結石は、尿中に含まれる何かの成分が結晶化し固まり、膀胱の中にできる石の事です。尿道結石の原因としては、大腸菌など腸内細菌の感染により膀胱の粘膜が炎症したり、マグネシウム・カルシウム・リン酸などを過剰に含む食事の摂取などがあげられます。尿道結石が問題になるのは雄犬だけで激しく辛い痛みが襲います。
治療法尿道結石の石が、尿を排出する際に自然に流れ出てこない場合は、細い管で膀胱側に結石を押し出してから膀胱を切除します。尿道結石の予防としては、ミネラルウォ−タの摂取は控える、排尿を我慢させない・下腹部を冷やさないなどです。

腎不全(じんふぜん)

症状腎不全とは、腎臓が何かの原因で機能しなくなった状態で、急性と慢性と、2種類に分けられます。慢性腎不全は、進行性の病気のため完治こそ期待はできないが、できるだけ症状の進行を遅らさせる治療をうけます。慢性腎不全の症状は、食欲不振、多飲多尿、嘔吐、下痢などです。急性腎不全では、腎臓病・尿路結石など起こることもあります。急性腎不全の症状は、嘔吐、下痢、脱水症状などです。
治療法慢性腎不全の治療は、輸液や薬で尿の量を増やし、食事療法が中心になります。一度破壊してしまった腎臓の細胞組織は元に戻る事はないので、残った腎臓部分に影響がないよう、障害を助けてあげる方法が取られるのです。急性腎不全の治療は、尿の量をふやし、余分な窒素化合物を体内から排出させ、たんぱく質以外の栄養を与えることですなどです。急性腎不全の腎臓の障害は、徐々に回復する可能性があり、内科的治療での点滴で、不足した水分を補ないます。

急性腎炎(きゅうせいじんえん)

症状急性腎炎は、腎臓内の糸球体の膜が、炎症をおこし血液をろ過する働きがなくなる病気です。急性腎炎の主な原因は、伝染性肝炎・細菌・ウィルス感染・子宮蓄膿症・毒性物質などのウィルス感染により発症します。急性腎炎の症状は、軽くて症状に気付かない事もありますが、急性腎炎の重い場合は、臓器に異常が起きて尿毒症になり、症状としては、尿が減る・尿が濃くなり・血尿・むくみ・食欲低下・嘔吐・脱水・口臭などが現れます。
治療法急性腎炎は、輸液治療をおこない脱水症状や尿の量を増やします。これにより血液中の有害な窒素化合物を取り除く事ができます。また、急性腎炎は体内の窒素化合物を減らすため、血液に透析・ホルモン剤・カルシウム剤を使用することもあります。急性腎炎の予防としては、腎臓機能が低下する、腎不全になる前に犬の普段の生活をよく観察して早期発見が大切です。

ネフローゼ症候群(ねふろーぜしょうこうぐん)

症状ネフローゼ 症候群は、糸球体という部分の異常でおこる病気です。ネフローゼ 症候群の原因は、糸球体腎炎・腫瘍・免疫異常・循環器障害などで発生します。ネフローゼ 症候群は、尿に蛋白質が混入した為に、血液の中のタンパク質が減り、血液濃度が低下し、バランスをくずして浮腫・白尿・高コレステロール・血液中の低蛋白、がおこります。
治療法ネフローゼ 症候群の治療は、副腎皮質ステロイド薬が有効で、浮腫がひどい場合は、利尿薬を与えナトリウムを排泄させます。ネフローゼ 症候群で、高窒素血症をおこしていなければ、良質のたんぱく質を与えます。

肛門周囲腺炎(こうもんしゅういせんえん)

症状肛門周囲腺炎は、特に雄の高齢犬に多い良性の腫瘍です。肛門周囲腺炎の原因は、日常のストレス・体調不良などにより、下痢・便秘・太りすぎ・高齢などがあります。肛門嚢では、分泌液を排出する管が詰まりやすく、炎症や痛みがおこります。肛門周囲腺炎がひどい場合、お尻から出血や皮膚炎を起こし、肛門腺が腫れたりします。
治療法肛門周囲腺炎の治療としては、便が硬い場合、浣腸をおこなって食物繊維抱負な食べ物をとるようにします。肛門周囲腺炎が重い症状ならば、外科手術が必要です。肛門を清潔に保ち投薬治療もおこないます。肛門周囲腺炎は、男性ホルモンが関わっている病気なので、去勢が予防につながります。

前立腺炎(ぜんりつせんえん)

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症状前立腺炎は、前立腺が腫れて炎症し、前立腺嚢胞・良性前立腺過形成・細菌性急性前立腺炎・前立腺膿瘍・細菌性慢性前立腺炎の5種類があります。前立腺炎は、尿道から入った細菌が前立腺に感染し炎症をおこします。 急性での症状は、発熱・嘔吐・食欲不振・排尿障害・血尿などがあります。
治療法前立腺炎の治療は、レントゲン検査・超音波検査・血液検査などでおこないます。前立腺炎では、血液、膿の培養で、最も効果のある抗生物質を選択でき、投与を3週間行い感染の症状が治まり、さらに1週間の治療をします。前立腺炎の予防は、去勢や避妊手術です。

子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)

症状子宮蓄膿症は、子宮内に侵入した大腸菌の雑菌によりおこる病気です。排卵後に子宮内に侵入した細菌が、子宮の内膜に炎症をおこし子宮内膜炎になるり、化膿がひどくなり膿がたまっていくと子宮蓄膿症になる。子宮内膜炎がひどくなると子宮蓄膿症へと病状が悪化して大腸菌の毒素が体内に入り、腹膜炎や腎炎、肺水腫、腎不全などをひきおこし一命を落としかねません。
治療法子宮蓄膿症の治療は、出産させたいを場合は炎症を抑える為、抗炎症剤・抗生物質・ホルモン剤などの投与を行います。子宮蓄膿症は、再発することが多いので、子宮と卵巣の摘出手術を行います。子宮蓄膿症の予防は、病気予防の為ににも避妊手術を行いましょう。

肛門嚢炎(こうもんのうえん)

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症状もともと犬の肛門の左右両脇に、悪臭を放つ分泌腺の肛門嚢があります。興奮した時などに、魚の腐ったような臭いの液体が排出されます。肛門嚢炎とは、嚢内に分泌物が充満し、そこに細菌感染が生じ発生する病気です。原因としては、軟便・下痢を起こしていて肛門付近が汚染されている犬に多いです。 肛門嚢炎の症状は、肛門嚢の炎症や肛門周囲を舐めたり噛んだりしてり、肛門を地面などに擦り付けて歩いたりといずれも肛門付近がかゆいような態度を示します。  
治療法肛門嚢炎が化膿している場合、抗生物質の投与を行います。 肛門嚢炎が、慢性化して再発を繰り返す場合は、肛門嚢の摘出手術が必要になります。肛門嚢炎の予防は、定期的に肛門嚢を外から指で押し、たまった分泌物を排泄させるのです。病院でも獣医師がしぼる方法を教えてくれるので家庭でも行えます。

前立腺肥大(ぜんりつせん‐ひだい)

症状前立腺肥大は、老化により精巣の働きが衰えて、男性ホルモンのバランスが崩れることが原因で発症します。前立腺肥大は、7〜9歳頃に多く発生し、主に去勢をしていないオスの老犬が多いようです。前立腺肥大の症状は、尿道や膀胱が圧迫され、尿が出にくくなる・血尿などが現れます。前立腺肥大が進行すると、腸管が圧迫され便秘・便が出にくく排便回数が増えるなどがあり、前立腺肥大が骨盤から会陰方向に飛び出すと、会陰ヘルニアを引き起こすこともあるのです。
治療法前立腺肥大の治療は、精巣ホルモンの働きを抑制するホルモン剤を投与しますが、ホルモン剤投与を中断すると再発の可能性もあるので、精巣ホルモンを分泌する睾丸を切除し、去勢手術を行う事がより効果的治療です。前立腺肥大を予防するには、早いうちに去勢手術を受けることが最も有効だと思われます。

膀胱炎(ぼうこうえん)

症状膀胱炎は、尿道から入った細菌が膀胱で感染し、膀胱の内側が炎症を起こして発症します。腎臓の感染、直接血液からの感染、前立腺の炎症が原因の場合もあります。膀胱炎の症状は、水の飲む量が増える・元気がない・熱が出る・頻尿・尿がにごる・食欲が落ちるなどが現れます。重度の場合は1ヵ月ほどで膀胱の大きさと同じくらいの膀胱結石ができることもあります。
治療法膀胱炎の原因が細菌感染の場合は、適切な抗生剤を2週間投与し、細菌の繁殖を抑えて抗炎症剤の投与をおこないます。また、膀胱炎が慢性化してる場合は、1ヵ月間抗生剤を投与し続ける必要があるのです。膀胱炎の治療を終えたあとにまたすぐ膀胱炎が再発する場合は、結晶か結石の可能性があります。膀胱炎の予防としては、ストレスを感じさせないよう環境を整えたり、規則正しい生活をおくるということです。

膀胱結石(ぼうこうけっせき)

症状膀胱結石の原因は、食物や飲み水を摂取した際に、カルシウム・マグネシウム・リン・などのミネラルが成分となり尿のたんぱく質と結合して作られます。症状は膀胱結石の結石が存在する部位により、違いますが結石の刺激により痛みがあり、血尿・尿が近い・尿終に少量の尿がもれるなどです。特にポメラニアン・シーズー・マルチーズなどが膀胱結石になりやすいといわれ、比較的オスが膀胱結石に多いとされています。膀胱結石の犬は、膀胱内に尿がたまった状態で散歩や激しい運動をすると突然、膀胱が破裂することがあります。
治療法膀胱結石の治療は、食事中のナトリウムと窒素含有複合体を制限すること、外科的に摘出するの事が一般的です。また細菌に感染している場合は、抗生物質を与えます。膀胱結石では、結晶や結石が尿道内で詰まり尿が排出されず、腎臓に逆流し命にかかわることもあるので、注意が必要です。予防としては、日常からから水をたくさん飲ませ、尿を排出させていれば膀胱結石にはなりにくいでしょう。

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