愛犬の病気についての症状とその治療法などについてのページです。

愛犬の病気〜インフォドッグ〜  > 血液系

免疫介在性溶血性貧血(めんえきかいざいせいようけつせいひんけつ)

症状免疫介在性溶血性貧血とは、赤血球表面に、免疫抗体が結合し、赤血球が破壊され起こる貧血です。赤血球の表面に抗体という免疫物質が結合し赤血球は脾臓や肝臓で破壊され貧血症状になる。免疫介在性溶血性貧血の症状は、 2〜8歳に多く、寒がる・食欲がない・落ちつきがない・疲れやすい・脱力などで、雌では雄の3〜4倍の発生率だと言われています。
治療法免疫介在性溶血性貧血には、感染や抗生物質投与、腫瘍などによって起こるものと、原因不明で起こるものがあります。免疫介在性溶血性貧血の治療は、免疫抑制剤を使った治療を行う、原因に合った複数の薬を使う、輸血を行う、などの処置が施されます。

低血糖症(ていけっとうしょう)

症状低血糖症は,インスリンの過剰投与が原因です。食事をせず激しい運動をすると、エネルギーの消費が激しく、血糖値を上昇させるメカニズムが働きます。低血糖症になると、インシュリンの分泌が異常に増え、低血糖症が発生します。また、血糖値を低下させるホルモンが過剰に分泌されるため、低血糖症が発生するのです。低血糖症の症状は、虚弱・元気がない・歩行時に腰がふらつく、などです。低血糖症は、糖尿病とは全く反対の症状が現れます。
治療法低血糖症の治療は、子犬が低血糖症の場合、ブドウ糖を与える事により治りますが、成犬ならば、食餌をすると症状が治まります。血糖値を上昇させる作用のある副腎皮質ホルモン剤のプレドニゾロンを投与し、血糖値を維持するようにします。

Powered by
Movable Type 3.35