犬の緑内障(いぬのりょくないしょう)
症状 | 緑内障とは、眼圧が異常に高くなって、眼の奥の視神経乳頭が圧迫され視神経が萎縮し、視野狭窄がおこって、失明する病気です。緑内障は、原発性、続発性、先天性の3つに分かれていて、隅角が非常に狭くなる症状のほとんどがこの続発性の緑内障です。緑内障の主な症状は、光を眼に当てて、瞳孔が開いていたり、眼の角膜の表面が雲がかかったように見えたりします。緑内障を放置しておくと、視力消失、盲目となったりします。 |
治療法 | 緑内障の治療は、適切な手術などの治療で視力が回復する白内障とちがい、緑内障になれば、いったん失った視野や視力はどんな治療でも回復は難しく、何よりも早期発見・早期治療が求められます。緑内障で、すでに視力をなくしている場合は、眼球摘出術、眼自体を摘出してしまう方法をとります。 |