盲導犬になる子犬たちは誕生してから、45日経つとパピーウォーカーと呼ばれる
盲導犬のボランティアの家庭に預けられるのです。
パピーウォーカーの家庭での目的は、家族の愛情にふれさせることにあります。
そして、1才になると訓練センターに戻り、本格的な訓練に入るのです。
盲導犬の訓練中には、犬に正しいことを認識させたり、勇気づけ、意欲づけることが大切なのです。
1年かけて訓練した犬は、指導員自らが目隠しをして実際に歩いてみます。
このアイマスクテストによって、適性か不適正かが認められます。
そして優れた犬が視覚障害者との共同の訓練に入ります。
視覚障害者との共同訓練か修了すると、視覚障害者は犬と自宅へ帰り
盲導犬との共同生活が始まるのです。