膀胱結石の原因は、食物や飲み水を摂取した際に、カルシウム・マグネシウム・リン・などのミネラルが成分となり尿のたんぱく質と結合して作られます。
症状は膀胱結石の結石が存在する部位により、違いますが結石の刺激により痛みがあり、血尿・尿が近い・尿終に少量の尿がもれるなどです。
特にポメラニアン・シーズー・マルチーズなどが膀胱結石になりやすいといわれ、比較的オスが膀胱結石に多いとされています。
膀胱結石の犬は、膀胱内に尿がたまった状態で散歩や激しい運動をすると突然、膀胱が破裂することがあります。
膀胱結石の治療は、食事中のナトリウムと窒素含有複合体を制限すること、外科的に摘出するの事が一般的です。
また細菌に感染している場合は、抗生物質を与えます。
膀胱結石では、結晶や結石が尿道内で詰まり尿が排出されず、腎臓に逆流し命にかかわることもあるので、注意が必要です。
予防としては、日常からから水をたくさん飲ませ、尿を排出させていれば膀胱結石にはなりにくいでしょう。